⸻ ■ 僧帽筋下部の主な働き

① 肩甲骨の下制(下に引く) 肩甲骨を下方向に引き下げる働きがあります。 これにより、肩がすくむのを防ぎ、首や肩の緊張を軽減します。 👉 デスクワークで肩が上がりやすい人には重要 ⸻ ② 肩甲骨の上方回旋をサポート 腕を上げるとき(挙上時)、肩甲骨は上に回旋します。 この動きを、 • 僧帽筋上部 • 僧帽筋下部 • 前鋸筋 が協調して行います。 👉 僧帽筋下部が弱いと ・肩が詰まる ・腕が上がりにくい ・インピンジメントの原因 になります ⸻ ③ 肩甲骨の安定化(特に下方向の安定) 肩甲骨を背骨側に安定させることで、 腕や肩の動きをスムーズにします。 👉 スポーツ動作や日常動作の土台 ⸻ ④ 猫背姿勢の改善に関与 僧帽筋下部は、胸椎の伸展(背中を起こす動き)にも関係します。 弱くなると ・肩甲骨が外に広がる ・肩がすくむ ・猫背が強くなる 👉 よくあるパターン • 上部僧帽筋:頑張りすぎ(過緊張) • 下部僧帽筋:サボり(弱化) ⸻ ■ 臨床でよくある問題 僧帽筋下部が弱いと👇 • 肩こり(特に首〜肩上部) • 四十肩・五十肩 • 巻き肩 • 猫背 • 腰の反り(代償動作) 👉 「緩めるだけ」では改善しない理由 → 下部僧帽筋が働いていないから ⸻ ■ まとめ 僧帽筋下部は ✔ 肩甲骨を下げる ✔ 腕を上げるサポート ✔ 肩甲骨の安定 ✔ 猫背改善 に関わる「姿勢の土台の筋肉」です。