2026/04/05
側湾症には大きく分けて2種類あります。
• 構築性側湾症(骨の変形)
• 姿勢性側湾症(筋肉や姿勢の問題)
当院に来られる多くの方は、後者の「姿勢性」です。
これは骨が曲がっているのではなく、
筋肉のバランスが崩れた結果、歪んで見えている状態です。
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■ なぜ起こるのか?
多くの方に共通するパターンがあります。
• 胸の背骨 → 右に出っ張る
• 腰の背骨 → 左に出っ張る
このときカラダの中では
• 出っ張っている側 → 弱くなっている(サボり筋)
• 縮んでいる側 → 硬くなっている(頑張り筋)
という状態が起きています。
つまり、原因は
👉 「筋肉のアンバランス」と「日常のクセ」
です。
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■ よくある間違った対処法
多くの方がやってしまうのが
• 歪みを無理に真っ直ぐにする
• マッサージだけで終わる
• とにかく筋トレする
一時的には楽になりますが、すぐに戻ってしまいます。
なぜなら原因である
「使い方」が変わっていないからです。
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■ 改善のための3ステップ
姿勢性側湾症の改善には、順番がとても大切です。
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① 硬い筋肉を緩める
まずは頑張りすぎている筋肉を緩めます。
例えば
• 背中の片側
• 腰の片側
• 肩周り
ストレッチや軽い体操、呼吸で十分です。
👉 ポイント
強くやりすぎないこと
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② 弱い筋肉を使えるようにする
次にサボっている筋肉を働かせます。
代表的な運動
• 肩甲骨をコントロールする運動
• 体幹の安定をつくる運動
• 片脚立ちや股関節の運動
ここで大切なのは
👉 「鍛える」ではなく「使えるようにする」
という考え方です。
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③ 動きを変える(最も重要)
ここが一番重要です。
どれだけ運動しても
• 片側に体重をかける
• 足を組む
• 同じ側ばかり使う
このクセが残っていると、必ず戻ります。
当院では
• 立ち方
• 座り方
• 歩き方
まで細かく確認し、修正していきます。
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■ 実際の変化
正しく運動療法を行うことで
• 姿勢が自然に整う
• 左右差が減る
• 肩こり・腰痛の軽減
• 歩きやすくなる
といった変化が出てきます。
特に多いのが
👉 「気づいたら楽になっている」
という感覚です。
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■ 改善までの目安
• 軽度 → 数週間〜1ヶ月
• 慢性 → 3ヶ月前後
※日常生活の見直しができるかで大きく変わります
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■ 最後に
姿勢性の側湾症は
「年齢のせい」でも
「体質」でもありません。
正しくカラダを使えるようになれば、
何歳からでも変わります。
大切なのは
👉 原因を知ること
👉 正しい順番で整えること
です。
もし今
「どこに行っても変わらない」
「また戻ってしまう」
そう感じている方は、
一度ご自身のカラダの使い方を見直してみてください。
カラダは、必ず変わる力を持っています。