2026/04/24
〜原因と治療法をわかりやすく解説〜
「受け腰」という言葉を聞いたことはありますか?
これは簡単に言うと、腰が反りすぎて体を後ろで支えている状態です。見た目では「お腹が前に出て、お尻が突き出る姿勢」になりやすく、腰に負担が集中します。
■受け腰の原因
受け腰は単に「腰が悪い」わけではありません。
実は体のバランスの崩れによって起こります。
主な原因は以下の3つです。
① 胸椎(背中)の動きが悪い
本来、背中(胸椎)はしなるように動きます。
しかしここが硬くなると、その分を腰で反って代償してしまいます。
👉 結果:腰の反りが強くなる(受け腰)
② 股関節がうまく使えていない
特に**股関節の伸展(後ろに蹴る動き)**が弱いと、
本来お尻で行う動きを腰でカバーします。
👉 結果:腰が反って体を支えるクセがつく
③ お腹(インナーマッスル)の弱さ
腹圧(お腹の内側の力)が弱いと、
体幹が安定せず腰に頼る姿勢になります。
👉 結果:常に腰に力が入り、反り腰が固定される
■受け腰によって起こる症状
・慢性的な腰痛
・立っていると疲れる
・前ももが張る
・お尻が使えない
・反り腰・ぽっこりお腹
「マッサージしてもすぐ戻る」という方は、
原因が姿勢や動きにある可能性が高いです。
■治療の考え方
受け腰は「緩める+使う」をセットで行うことが大切です。
① 頑張りすぎている筋肉を緩める
・腰の筋肉(脊柱起立筋)
・前もも(大腿四頭筋)
・股関節前(腸腰筋)
👉 ここが硬いと腰が反りやすくなります
② サボっている筋肉を使う
・お尻(臀筋)
・お腹(腹横筋・内腹斜筋)
👉 本来使うべき筋肉を働かせることで、腰の負担を減らします
③ 正しい動きに再教育する
ただ筋トレするだけでは不十分です。
大切なのは
👉 腰を反らずに股関節で動くこと
例えば
・ヒップヒンジ(股関節から曲げる動き)
・臀筋主導の股関節伸展
・胸椎を動かすエクササイズ
これにより「腰で頑張る動き」から
「体全体で動くバランス」へ変わります。