痛みを取るだけでは終わらない。本当のゴールは「動ける身体」を作ること

  • HOME
  • ブログ
  • 痛みを取るだけでは終わらない。本当のゴールは「動ける身体」を作ること
40代の女性患者さん。
首、肩、腰に慢性的な痛みがあり、仕事や家事で無理をすると身体がしんどくなり、「頑張っても長く続かない」という悩みを抱えていました。
最初から強い筋トレを行うのではなく、まずは身体の土台作りからスタートしました。
お腹のインナーユニット(腹横筋・多裂筋・横隔膜・骨盤底筋)を活性化し、お尻の筋肉を使えるようにすることから始めました。
さらに、上半身では、
・僧帽筋下部
・上腕三頭筋
・前鋸筋
などを中心に運動療法を行い、本来使うべき筋肉が働くように改善していきました。
土台が整ってきたところで、
・ワイドスクワット
・プランク
・カーフレイズ
などの全身運動へステップアップ。
すると、少しずつ首や肩、腰の痛みが軽減し、以前のように無理をするとすぐ疲れてしまう状態も改善してきました。
痛みがあると、「筋力が足りないからもっと鍛えなければ」と考えがちですが、実際には頑張り過ぎている筋肉と、十分に働いていない筋肉のバランスが崩れていることが少なくありません。
大切なのは、ただ筋肉を鍛えることではなく、「正しく使える身体」を作ることです。
そして現在は、痛みを改善する段階からさらに一歩進み、機能改善のステージへ進んでいます。
立つ、歩く、しゃがむ、階段を上る。
日常生活の動作をより楽に行えるように、身体全体の連動性を高めながら、再発しにくい身体づくりを行っています。
痛みがなくなることはゴールではありません。
「好きなことをいつまでも続けられる身体を作ること」
それが本当のゴールです。
当院では、痛みを一時的に和らげるだけでなく、身体の使い方そのものを改善し、長く健康で動ける身体づくりを目指しています。