2026/09/28
~首を揉むだけでは、なぜ痛みが戻ってしまうのか?~
「首の左側が痛い」
「以前にも同じような痛みがあった」
「首を揉んだり、緩めたりすると一時的に楽になるけれど、また痛くなる」
このような経験はありませんか?
今回、首の左側の痛みを1年以上繰り返している患者さんが来院されました。
まず首だけを見るのではなく、立っている姿勢や身体全体のバランスを確認しました。
すると、
- 右肩が上がっている
- 右の骨盤も上がっている
- 頭が右側に傾いている
- 横から見ると、スウェーバックの姿勢になっている
という身体の左右差が確認できました。
なぜ首が痛くなるのでしょうか?
身体は、どこかに傾きや歪みがあると、それを補うように別の場所を動かしてバランスを取ろうとします。
今回の場合、右の肩や骨盤が上がっていることで、身体全体のバランスを取るために頭を右側へ傾けていると考えられました。
すると、首の周りの筋肉には左右で違った負担がかかります。
その状態が長く続けば、
「首が張る」
「首を動かすと痛い」
「マッサージをすると楽になるけれど、また痛くなる」
ということにつながる場合があります。
つまり、痛みが出ている首だけが問題とは限らないのです。
首を緩めるだけでは戻ってしまう理由
首の張っている筋肉を緩めると、その場では楽になることがあります。
しかし、身体全体のバランスが変わっていなければ、日常生活に戻ったときにまた同じような負担が首にかかります。
例えるなら、傾いた机の脚をそのままにして、机の上だけを何度も直しているようなものです。
大切なのは、
「なぜ首に負担がかかっているのか?」
を身体全体から確認することです。
今回は「姿勢性の側弯」に注目
今回の姿勢を見ると、左右の肩や骨盤の高さに差があり、身体が左右に傾くことでバランスを取っている状態が見られました。
このような場合、単純に首だけを治療するのではなく、身体の左右差や側弯方向を確認し、それに合わせた運動療法を行うことが重要になります。
特に、身体がどちら側に凸になっているのかを確認し、その凸側に必要な運動療法を取り入れていきます。
ただ筋肉を揉んで柔らかくするだけではなく、
「使えていない筋肉を働かせる」
「身体を支える力をつける」
「左右のバランスを整える」
ことを目的にしていきます。
首の痛みを繰り返している方へ
首が痛いからといって、原因が必ず首にあるとは限りません。
肩甲骨、背骨、骨盤、股関節など、身体全体のバランスが変化した結果として、首に負担が集中していることもあります。
「首を治療しても、しばらくするとまた痛くなる」
そんな方は、一度首だけではなく全身の姿勢を確認してみることをおすすめします。
このブログの内容、少しでも気になった方はぜひ「くま接骨院」のMSMメソッドを体験してみてください!
↓↓
https://www.kuma-sekkotu.com/msm-method