2026/08/18
60代女性の患者さん。
病院で「椎間板ヘルニア」と診断され、左のお尻の痛みと左太もものしびれに悩んでいました。
さらに、長年抱えている右膝の痛みもあり、整形外科で痛み止めやリハビリを続けていましたが、なかなか改善しません。
痛い場所だけを見ていては、原因が分からない
身体の状態を確認すると、右膝がしっかり伸びず、立っている時も前かがみの姿勢になっていました。
すると身体はバランスを取るために、反対側の左側が引っ張られるような状態に。
さらに、
• 背中(胸椎)が伸びにくい
• 股関節が後ろに伸びにくい
• 足首が十分に反れない(背屈制限)
という状態も見つかりました。
つまり、左のお尻や太ももだけに問題があるのではなく、右膝から足首、股関節、背中まで、身体全体の動きのバランスが崩れていたのです。
「膝」「腰」だけを治せばいいとは限りません
例えば、右膝が伸びない状態で歩いたり立ったりすると、身体はそのままではバランスを取れません。
そこで前かがみになったり、股関節や背中など別の場所で代償するようになります。
その結果、特定の筋肉に負担が集中し、痛みやしびれにつながることがあります。
今回の患者さんも、痛みのある左側だけを見るのではなく、身体全体の動きを整えることを重視しました。
動きを整えていくと、痛みとしびれにも変化が
まずは、
胸椎を伸ばす
→ 股関節を伸ばす
→ 足首をしっかり反らす
→ 右膝を伸ばしやすくする
というように、身体が本来の動きを取り戻せるように運動療法を行いました。
すると、少しずつ姿勢や身体の使い方が変わり、左のお尻の痛みや左太もものしびれも改善していきました。
「ヘルニアだから、腰や脚が痛い」
そう思ってしまうのは当然です。
しかし、痛みのある場所が必ずしも「原因」とは限りません。
どこが痛いのかだけではなく、なぜそこに負担がかかっているのか。
姿勢や歩き方、膝・股関節・足首・背中など、身体全体の動きを確認することが大切です。
くま整体院では、痛みのある場所だけを見るのではなく、身体全体のバランスと動きを確認し、根本的な改善を目指していきます。
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