2026/09/07
座っていると右の腰が痛い……」
そんな症状を10年以上抱えていた60代女性が、くま整体院に来院されました。
これまで整形外科や接骨院にも通い、その時は少し楽になるものの、しばらくするとまた痛くなる。
「どうして、ずっと繰り返してしまうんだろう?」
そんな思いを抱えていたそうです。
痛い右腰だけを見てはいけない
まず姿勢を確認すると、立っている時から右肩が下がっていることが分かりました。
さらに座っている姿勢では、右肩だけでなく右の骨盤にも傾きが見られました。
つまり、右腰に負担がかかりやすい姿勢が、日常的に続いていた可能性があります。
このような状態では、単純に「右腰が硬いから、右腰を緩めればいい」とは限りません。
右側では、多裂筋や広背筋などが短くなり、前鋸筋などの働きが低下していることが考えられます。
反対に左側は引き伸ばされるような状態になり、左右の筋肉のバランスが崩れていることがあります。
「なぜ、そこが硬くなるのか?」が大切
痛いところをマッサージしたり、緩めたりすることで、一時的に楽になることはあります。
しかし、なぜその筋肉が硬くなったのか?
ここを考えずに痛い場所だけを治療していると、身体の使い方や姿勢が変わらないため、また同じ場所に負担がかかってしまいます。
そこで今回は、硬くなっている筋肉を緩めるだけではなく、左右の姿勢や筋肉のバランスを確認しながら運動療法を行いました。
「頑張りすぎている筋肉は休ませる」
「働きにくくなっている筋肉は使えるようにする」
このように身体全体のバランスを整えていきました。
その結果、10年以上続いていた右腰の痛みが改善しました。
腰痛は「腰だけ」が原因とは限りません
長く続く腰痛の場合、痛みのある場所だけを見るのではなく、
「なぜ、そこに負担がかかっているのか?」
「姿勢や身体の使い方に問題はないか?」
「左右の筋肉のバランスはどうなっているのか?」
こうした視点で身体を確認することが大切です。
痛いところを緩めるだけの「その場しのぎ」ではなく、痛みを繰り返す原因を探し、身体の使い方から見直していく。
くま整体院では、姿勢や動きを確認しながら、一人ひとりに合わせた運動療法を取り入れています。
「長年腰痛が続いている」
「治療すると楽になるけれど、また戻ってしまう」
そんな方は、もしかすると痛い場所とは別のところに原因があるかもしれません。